ジョブカフェSAGA

日本全国どこからでも相談ができます

若年者の就職を応援

ホーム > ブログ >

ブログ

既卒・第二新卒でも大丈夫?就活をやり直したい人へ

2026/07/28

学校を卒業後に一度も正社員として就職したことがない人や、早期に離職した人の中には、これからの就職活動に不安を感じる人も多いでしょう。

しかし実際のところ、未就職者・早期離職者であっても就活は決して不利ではありません。企業は単なる経歴だけでなく、若手ならではのポテンシャルや働く意欲を高く評価しているからです。近年では既卒者や第二新卒を新卒採用の対象とする企業も数多く存在します。

今回の記事では、就活をやり直す際につまずきやすいポイントや、成功のためにまずやるべき具体的なステップを解説します。最後まで読むことで、過去の経験を活かした自分らしい再スタートを切るための方法が分かります。

ジョブカフェSAGA「【無料】新規利用登録」して利用を始める

既卒・第二新卒とは?その違いも解説

既卒(きそつ)とは、学校を卒業した後に一度も正社員として就職していない人や、卒業後に就職活動を続けている人を指します。一方、第二新卒とは、学校卒業後に一度就職したものの、数年以内に転職活動をしている人を指します。

なお、どちらも法律上の明確な定義はなく、企業によって扱いが異なります。

応募者の属性特徴主な応募先(採用枠)
新卒・今年度中に学校を卒業する見込みの学生。正社員経験はない場合が多い新卒
既卒・学校を卒業した後に一度も正社員として就職していない
・卒業後に就職活動を続けている
新卒・既卒・第二新卒・中途(企業による)
第二新卒・学校卒業後に正社員就職したものの、早期に離職した新卒・既卒・第二新卒・中途(企業による)

既卒・第二新卒が応募できる採用枠は、企業によって異なります。年齢や卒業後の年数などの応募条件に制限がある場合もありますので、募集要項を確認し、不明な場合は採用担当者へ問い合わせましょう。

既卒・第二新卒の就活は不利?企業が評価するポイント

既卒や第二新卒として就職活動をやり直す際、「新卒カードが使えないから不利になるのではないか」と不安を感じる方も多いでしょう。

しかし、実際の採用市場では、既卒や第二新卒を積極的に採用する企業が増えています。

ここでは、企業がどのような視点で評価をしているのかを詳しく解説します。

企業が見ているのは「経歴」だけではない

企業が既卒や第二新卒の採用において重視しているのは、単なる職歴や学歴ではありません。新卒採用と同様に今後の成長に期待する「ポテンシャル採用」を行っている企業が多く存在します。

特に第二新卒の場合は、基本的なビジネスマナーをすでに身につけている点が大きなメリットとして評価されます。

企業がそれぞれの応募者に求めているポイントを以下の表にまとめました。

応募者の属性企業が評価・期待する主なポイント
新卒将来のポテンシャル、熱意、柔軟性
既卒(卒業後に就職活動を続けている)働くことへの意欲、ポテンシャル、素直さ
第二新卒(新卒就職後、早期に離職した)基本的なビジネスマナー、早期に業務へ馴染む適応力

このように、既卒や第二新卒には、新卒にはない強みがあります。

企業は、単に空白期間や早期離職の事実だけを見るのではなく、その経験から何を学び、今後どう活かしていきたいのかという「前向きな姿勢」を重視します。

就活のやり直しや早期離職は珍しいことではない

一度就職したものの、「思っていた仕事と違った」「社風が合わなかった」という理由で早期に退職し、就活をやり直すケースは決して珍しくありません。厚生労働省の調査によると、新規大卒就職者の約3割が3年以内に離職しているというデータもあります。

早期離職の経験がある場合、採用担当者からその理由を聞かれる可能性が高いです。そこで大切なのは、過去の失敗を隠すことではなく、自分なりにしっかりと振り返り、次のステップへ進むための糧にしていることを伝えることです。

しっかりと自己分析を行い、前向きな理由を説明できれば、面接官に十分に納得してもらうことができます。

就活をやり直す際につまずきやすい3つのポイント

既卒や第二新卒として就職活動をやり直す際、新卒時と同じ感覚で進めてしまうと、思わぬ壁にぶつかるケースも少なくありません。

就活の再スタートを成功させるためには、過去の失敗パターンを理解し、事前に対策を立てておくことが重要です。

ここでは、既卒・第二新卒の就活生が特につまずきやすい3つのポイントについて詳しく解説します。

1. 退職理由や空白期間の説明がうまくできない

面接官は、第二新卒の早期離職の理由や、既卒者の卒業後の空白期間について必ず質問します。

このとき、前職の不満ばかりを並べたり、空白期間をごまかしたりすると、面接での評価は大きく下がってしまいます。ネガティブな事実であっても、それをきちんと受け止め、次に活かそうとしていることを伝える姿勢が求められます。

自己分析をやり直し、客観的かつ納得感のある説明ができるように準備しておきましょう。

2. 企業研究が甘く、志望動機が曖昧になっている

「早く内定が欲しい」「正社員になれればどこでもいい」という焦りから、企業研究が疎かになる方もいます。

しかし、企業側は「またすぐに辞めてしまうのではないか」という懸念を抱いています。そのため、なぜその業界・職種に挑戦したいのか、なぜその企業なのかという明確な理由が必要です。

新卒時以上にしっかりと企業研究に取り組み、志望動機を整理しておきましょう。

3. ひとりで悩みを抱え込み、行動量が落ちてしまう

既卒や第二新卒の就活は、周囲に同じ境遇の友人が少なく、孤独を感じやすい傾向にあります。不採用が続くとモチベーションが低下し、就職活動が停滞してしまうケースも珍しくありません。

就活をひとりで進めるのが不安な場合は、就職支援機関などの専門家を頼り、アドバイスを受けながら進めると良いでしょう。

つまずきやすいポイントと具体的な対策

ここまで解説した3つのポイントと、それぞれの対策方法を以下の表に整理しました。

つまずきやすいポイント具体的な対策方法
退職理由・空白期間の説明過去の経験を反省し、ポジティブな言葉に変換して伝える。嘘や言い訳はNG。
企業研究・志望動機の不足業界の動向や企業の強みを深く調べ、自分の強みと結びつけた志望動機を作成する。
孤独感による行動量の低下若者向けの就職支援施設のジョブカフェSAGAやハローワークを活用し、第三者のサポートを受けながら活動を続ける。

既卒・第二新卒の就活でまずやるべきこと

既卒や第二新卒として就職活動をやり直す決意をしても、何から手をつければよいのか迷ってしまいますよね。

ここでは、再スタートを成功させるためにまず取り組むべき具体的なステップを解説します。

これまでの経験と反省点を整理する

就活をやり直すにあたって最初にすべきことは、過去の振り返りです。新卒時の就職活動や、前職での短い経験のなかに、今後のヒントが隠されています。

過去の失敗や挫折を客観的に見つめ直すことが、次のステップへ進むための重要な土台となります。

既卒になった理由や早期離職の原因を深掘りする

企業の採用面接では、ほぼ確実に「なぜ新卒で就職しなかったのか」「なぜ前職を短期間で退職したのか」を問われます。

これらの質問に対して、他責にせず、前向きな姿勢を伝えられるように準備しておく必要があります。

振り返るべき項目具体的な整理のポイント
新卒で就職しなかった(できなかった)理由志望業界の絞りすぎ、自己分析の不足など、当時の行動の反省点を洗い出す
早期離職の理由ミスマッチの原因(社風、業務内容、労働条件など)を具体的に分析する
空白期間の過ごし方資格の勉強やアルバイトなど、その期間に真摯に取り組んだことと学んだことをまとめる

「企業選びの軸」を見直す

これまでの反省点を整理できたら、次は今後のキャリアプランを描き、どのような企業で働きたいのかを明確にします。

知名度や表面的なイメージだけで選ぶのではなく、自分に合った働き方ができる環境を探すことが大切です。

自己分析を通じて適性を再確認する

改めて自己分析を行い、自分の強みや弱み、本当にやりたいことを言語化しましょう。自分自身の価値観や適性を深く理解することで、ブレない企業選びの軸を作ることができます。

これまでの経験から得た「やりたくないこと」や「避けたい環境」をリストアップするのも、入社後のミスマッチを防ぐ有効な手段です。

求める条件に優先順位をつける

給与、休日日数、勤務地、仕事のやりがいなど、働くうえで重視する条件は人それぞれです。

しかし、すべての希望を満たす企業を見つけるのは非常に困難です。そのため、絶対に譲れない条件と、妥協できる条件を明確に分けておくことをおすすめします。

条件に優先順位をつけることで、応募すべき企業が自然と絞り込まれ、効率的に就職活動を進めることができます。

就活は「やり直し」ではなく「アップデート」

既卒や第二新卒として再び就職活動に向き合う際、「失敗しているんだからゼロからやり直さなければならない」とネガティブに捉えてしまう方も多いでしょう。

しかし、実際のところ就活の再スタートは、過去の失敗をゼロに戻す「やり直し」ではなく、これまでの経験を活かして自分を「アップデート」するプロセスです。

新卒時の就職活動や、短期間であっても社会人として働いた経験は、決して無駄にはなりません。

新卒の就活と、既卒・第二新卒の就活では、企業側が求職者に求める視点も変化します。以下の表で、それぞれの立ち位置におけるアピールポイントの違いを整理しました。

区分企業が期待するポイントアピールの中心となる要素
新卒将来のポテンシャルや熱意、柔軟性学生時代の経験、意欲、人柄
既卒働くことへの真剣な意欲、社会人としての基礎的なマナーへの理解就職への強い意欲、空白期間の過ごし方と学び
第二新卒基本的なビジネスマナー、早期離職の反省を活かした定着意欲前職での経験(失敗含む)、自己分析に基づく明確なキャリアビジョン

このように、既卒や第二新卒には新卒にはない独自の強みがあります。過去の経験を客観的に振り返り、次のステップへ進むための糧としてアピールすることが、内定を獲得するための重要な鍵となります。

自分の現状を否定するのではなく、バージョンアップした自分を企業に伝える意識を持ちましょう。

ジョブカフェSAGAで再スタートを支援します

とはいえ、一人で自己分析を深めたり、面接対策を行ったりするのは簡単ではありません。どのように自分をアップデートすればよいか迷ったときは、公的な就職支援機関を活用するのも有効な手段です。

例えば、佐賀県にお住まいの方や、佐賀県での就職を希望する方には、「ジョブカフェSAGA」の活用をおすすめします。

ジョブカフェSAGAでは、専任のキャリアアドバイザーが個別の相談に乗り、一人ひとりの状況に合わせたサポートを行っています。既卒や第二新卒ならではの悩み相談や、履歴書の添削から模擬面接まで具体的な対策を一緒に進めることが可能です。

また、地元の優良企業に関する情報も豊富なため、自分に合った職場を見つけやすいというメリットもあります。

就活の再スタートは孤独になりがちですが、専門家のサポートを受けることで、自信を持って選考に臨むことができるようになります。

まずは気軽に相談窓口を利用し、新しいキャリアへの第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

よくある質問(Q&A)

既卒と第二新卒の違いは何ですか?

就活をやり直すにあたって、ご自身が「既卒」と「第二新卒」のどちらに当てはまるのか迷う方も多いでしょう。それぞれの定義は明確な法律で定められているわけではありませんが、一般的には次のように区別されています。

区分一般的な定義主な特徴
既卒高校や大学などの学校を卒業した後、一度も正社員として就職していない人社会人経験がないため、新卒に近いポテンシャルが評価されやすい傾向にあります。
第二新卒学校を卒業して一度就職したものの、数年以内(主に3年以内)に離職した人基本的なビジネスマナーを身につけている点や、早期に現場で活躍できる柔軟性が期待されます。

どちらの立場であっても、若手人材としてのポテンシャルや成長意欲をアピールすることが採用選考を突破する鍵となります。

就活をやり直す場合、新卒枠と中途枠のどちらに応募すべきですか?

既卒や第二新卒の場合、応募する枠組みについて悩むケースも少なくありません。結論から申し上げますと、ご自身の経歴や企業の募集要項に合わせて両方を視野に入れるのがおすすめです。

厚生労働省の指針により、卒業後3年以内であれば「新卒枠」として応募できる企業が増えています。新卒枠は研修制度が充実していることが多く、未経験からでも安心してスタートできるメリットがあります。一方で、「中途枠(経験者採用)」であっても、第二新卒歓迎や未経験可としている求人は多数存在します。

選択肢を狭めず、ご自身の希望するキャリアパスに合った求人を幅広く探すことが大切です。

空白期間(ブランク)がある場合、面接でどのように伝えればよいですか?

卒業後の空白期間や、早期離職によるブランクがあると、面接でマイナスな評価を受けるのではないかと不安に思う方も多いでしょう。

しかし、面接官が知りたいのは空白期間の長さそのものではなく、その期間をどのように過ごし、何を学んだかという点です。

資格取得のための勉強や、アルバイトでの経験はもちろん、自分を見つめ直すための時間であったなど、事実を誠実に伝えることが重要です。

そのうえで、空白期間での気づきを今後の業務にどう活かしていきたいのかを前向きに語る姿勢が、面接官に好印象を与えます。嘘をついたりごまかしたりせず、反省を踏まえた成長意欲を示すようにしましょう。

面接での伝え方に不安を感じる方は、就職支援機関に相談してみましょう。

既卒・第二新卒の就活はいつから始めるのがベストですか?

思い立ったその日から、なるべく早く行動を開始することをおすすめします。新卒の就活とは異なり、既卒や第二新卒を対象とした求人は年間を通して募集が行われていることが多いためです。

特に、企業の採用活動が活発になる春(2月〜3月)や秋(8月〜9月)は求人数が増加する傾向にありますが、優良な求人は時期を問わずすぐに応募が締め切られてしまうこともあります。

早めに自己分析や業界研究、選考対策を進めておき、気になる求人を見つけたときにすぐに応募できる状態を作っておくことが、納得のいく就職を叶えるための近道です。

まとめ

既卒や第二新卒での就職活動に対して、不安を抱える方も多いでしょう。

しかし、企業は単なる経歴だけでなく、働く意欲やポテンシャルをしっかりと評価しています。そのため、就活のやり直しは決して不利ではありません。

まずはこれまでの経験と反省点を整理し、ご自身の企業選びの軸を見直すことが大切です。一人で悩んでしまい、なかなか前に進めないというケースも少なくありません。

そんな時は、ジョブカフェSAGAなどの就職支援機関を積極的に活用し、ご自身のキャリアをアップデートして再スタートを切りましょう。

【新卒向け】就活したいけど何から始めればいい?迷ったときの最初の一歩

2026/06/02

「就活を始めたいけれど、最初は何から手をつければいいか分からない」と悩む学生は少なくありません。自己分析や業界研究、インターンシップへの参加など、やるべきことが多すぎて立ち止まってしまう方も多いでしょう。

今回の記事では、就活の始め方に迷っている方に向けて、無理なく最初の一歩を踏み出すための具体的なアクションを解説します。

結論として、いきなり完璧な準備を目指す必要はありません。まずは興味のある情報を眺めたり、誰かに相談したりといった小さな行動から始めることが大切です。この記事を読むことで、焦らず自分らしい就活のスケジュールをスタートさせる方法が分かります。

ジョブカフェSAGA「【無料】新規利用登録」して利用を始める

就活を始めたいのに動けない…そんな人は多い

いざ就職活動の時期が近づいてきても、具体的にどのような行動を起こせばよいのか分からず、立ち止まってしまう方は非常に多いでしょう。周りの友人がインターンシップに参加したり、企業研究を進めたりしているのを見ると、焦りだけが募ってしまうケースも少なくありません。

しかし、最初の一歩を踏み出せないのは、決してあなただけではありません。まずは現状の不安を整理し、なぜ動けなくなっているのかを知ることが大切です。

何から始めればいいか分からないのは自然なこと

就職活動は、多くの学生にとって人生で初めて経験する大きな転機です。学校のテストや部活動とは異なり、明確な正解や決まった手順が存在しないため、戸惑うのはごく自然なこと。また、「自己分析」「業界研究」「エントリーシートの作成」など、聞き慣れない言葉が一気に飛び込んでくるため、情報量の多さに圧倒されてしまうのも無理はありません。

実際に、就活を意識し始めた学生が最初に抱えやすい悩みには、以下のようなものがあります。

悩みの種類具体的な心理や状況
手順が分からない何から手をつければ正解なのか分からず、スケジュールが立てられない状態。
やりたいことがない自分の興味や適性が分からず、どの業界や職種を見ればよいのか見当がつかない状態。
情報過多による混乱就活サイトやSNSに溢れるノウハウを見すぎて、かえって身動きが取れなくなっている状態。

このように、全体像が見えない状態では、不安を感じて行動が止まってしまうのは当然の反応と言えます。まずは「分からなくて当たり前」と割り切ることで、気持ちが少し楽になるかと思います。

就活の最初の一歩は「完璧な準備」ではありません

就職活動を始めようとしたとき、「まずは自己分析を完璧にしてから」「業界研究をしっかり終わらせてから」と思い込んでしまう方は少なくありません。しかし、最初からすべてを完璧に準備する必要はまったくありません。むしろ、準備に時間をかけすぎて行動が遅れてしまうことのほうが、就活においては大きなリスクとなります。

いきなり自己分析から始めなくても大丈夫

就活の始め方としてよく言われるのが「自己分析」ですが、やり方がわからないままノートに向き合っても、なかなか答えは出ないものです。まだ社会に出た経験がない状態で、自分の強みや適性を正確に把握するのは非常に難しいため、自己分析で立ち止まってしまうくらいなら、まずは別の行動を起こすことが大切です。

最初から完璧な自己分析を目指すのではなく、就活を進めるなかで少しずつ自分への理解を深めていくアプローチをおすすめします。

準備と行動のバランスが重要

就活の初期段階では、机に向かって考える時間よりも、外の空気に触れる時間のほうが多くの気づきを与えてくれます。以下の表は、就活初期に陥りがちな「完璧主義」と、おすすめしたい「行動重視」のスタンスを比較したものです。

比較項目陥りがちな完璧主義(NG)おすすめの「行動重視」(OK)
自己分析いきなり自分ひとりで完璧に自己分析を完成させようとする周りの友人や家族に「私ってどんな性格?なぜそう思うの?」と質問する
業界研究すべての業界の特徴を理解し、その中でも最高の業界を見つけようとする身近な商品やサービスから少しずつ調べ、興味を持てる業界を深めていく
企業選び自分が行きたいと思える企業を厳選してから応募する少しでも気になったらインターンシップや説明会に参加してみる

まずは「情報に触れる」ことから始めよう

何から始めればいいかわからないときは、とにかく「就活に関する情報に触れる」ことからスタートしてみましょう。大手の就活ナビサイトに登録して、どんな企業があるのかを眺めるだけでもまずは第一歩です。

気軽に参加できるイベントを活用する

情報収集の手段として、地方自治体や企業などが主催する業界研究セミナーや1day仕事体験(短期インターンシップ)、合同企業説明会などの就職イベントに参加するのも非常に効果的です。企業の人事担当者や先輩社員の話を直接聞くことで、自分がどんな働き方をしたいのかが少しずつ見えてきます。最初は志望業界が決まっていなくても問題ありません。さまざまなイベントに参加し、少しでも興味を持てたところから深掘りしていくことで、自然と就活の方向性が定まっていきます。

わからないことが多い状態だからこそ、まずは就職イベントに参加して、就活の空気に触れるところから始めてみましょう。

小さく始めるための3つのヒント

就活の始め方がわからない状態から抜け出すためには、行動のハードルを下げることが大切です。ここでは、迷ったときに実践しやすい3つのヒントをご紹介します。

① 興味のある仕事を広く見てみる

最初から志望業界を一つに絞り込む必要はありません。まずは世の中にどのような仕事や企業があるのかを、広く浅く知ることから始めてみましょう。就活情報サイトを眺めるだけでなく、普段の生活の中で利用しているサービスや商品から企業を探してみるのも有効な方法です。まずは1社だけでも良いので調べてみましょう。

身近なところから興味の種を見つけることで、企業研究への心理的なハードルを大きく下げることができます。以下の表は、日常から興味のある仕事を探すための具体的な視点です。

探す視点具体的なアクションの例
日常生活から探すよく使う金融機関やショップ、好きな商品のメーカーを調べてみる
趣味や特技から探すゲームやスポーツなど、自分の好きな分野に関わる業界の仕組みを知る
ニュースから探す最近話題になっているIT技術や環境問題に取り組む企業をチェックする

② 自分の経験を書き出してみる

これまでの人生(幼少期~最近)で経験したことを箇条書きでノートに書き出してみましょう。アルバイト、サークル活動、趣味、ゼミでの研究など、どんなに些細なことでも構いません。過去の事実をありのままにリストアップすることが、本格的な自己分析をおこなうための重要な土台となります。

書き出した経験は「なぜそれを始めたのか」「どんなときに感情が動いたか」を少しずつ深掘りすることで、自分のつよみや大事にしたいことなどが明確になっていきます。

③ 誰かに話して整理してみる

頭の中だけで考えていると、不安が大きくなったり堂々巡りになったりしやすいものです。そのようなときは、自分の現状や漠然とした思いを誰かに言葉にして伝えてみましょう。

話す相手は、身近な友人や家族、あるいはキャリアセンターの職員など、自分が話しやすい人で問題ありません。「まだ何から始めればいいかわからない」という素直な気持ちを打ち明けるだけでも、頭の中が整理されていくのを感じるはずです。

他者からの客観的な質問や感想をもらうことで、自分では気づけなかった長所や興味の方向性を発見できることも多いです。一人で抱え込まず、まずは声に出してアウトプットする機会を作ってみてください。

なかなか就活が進まないなら、相談してみませんか

就職活動は、自分自身の将来を決める大切なステップだからこそ、プレッシャーを感じて手が止まってしまう方も少なくありません。何から始めればいいか分からないまま時間だけが過ぎていくと、焦りばかりが募ってしまいます。そのようなときは、無理に一人で進めようとせず、第三者に相談してみるのがおすすめです。

就活は一人で抱えなくていい

就活を始めたばかりの時期は、自己分析や業界研究など、やるべきことが多く見えてしまい、どこから手をつければ正解なのか迷ってしまいがちです。しかし、就活の進め方に絶対的な正解はなく、一人で完璧な計画を立てる必要はありません。

専門的な知識を持つキャリアアドバイザーや身近な大人に話を聞いてもらうことで、自分の現状が客観的に整理され、次にとるべき行動が明確になります。一人で悩んでいる時間を、プロと対話する時間に変えるだけで、気持ちが大きく前向きになることも多いです。

主な就活の相談先とその特徴

就活の相談先にはいくつかの種類があります。それぞれの特徴を把握し、自分に合った窓口を選んでみましょう。

相談先特徴とおすすめな人利用のしやすさ
大学のキャリアセンター大学ごとの就職実績に基づいたアドバイスがもらえる。大学限定求人あり。身近な場所で相談したい学生におすすめ。学内で気軽に利用可能
ジョブカフェ都道府県が設置する公的な就職支援機関。就職活動全般の相談に幅広く対応しており、応募先が決まっていない人も気軽に相談ができる。
ES添削や模擬面接が受けられるほか、セミナーや企業説明会等イベントも豊富。
全国各地に窓口あり、オンライン相談や県内への定期出張相談(各都道府県による)
ヤングハローワーク(新卒応援ハローワーク)国が運営する公的な機関で、地域に密着した求人情報が豊富。地元での就職を目指す方におすすめ。全国各地に窓口あり
就職エージェント専任のアドバイザーがつき、履歴書添削や面接練習、日程調整等をしてくれる。非公開求人あり。効率よく就活を進めたい方に向いている。オンライン面談も多数

相談ではまだ目標が決まっていなくてもOK

「やりたい仕事が決まっていないのに相談に行ってもいいのだろうか」と不安に思う方もいるかもしれません。しかし、目標が決まっていない状態や、何から始めればいいか分からない状態こそ、相談に行くベストなタイミングです。

キャリアアドバイザーは、まだ方向性が定まっていない学生の対応に慣れています。「何が分からないのかが分からない」という素直な気持ちを伝えるだけで、対話を通じてあなたの興味や強みを一緒に引き出してくれます。まずは雑談をするような軽い気持ちで、相談窓口の扉を叩いてみてください。

よくある質問(Q&A)

就職活動をこれから始める方からよく寄せられる疑問にお答えします。何から始めればよいか迷った際の参考にしてください。

就活の時期やスケジュールに関する疑問

いつから就活を始めるのが正解ですか?

就活を始める時期に明確な正解はありませんが、大学3年生の春~夏頃から動き出す学生が多い傾向にあります。サマーインターンシップの募集が始まる時期だからです。しかし、大学1・2年生から情報収集を始める方もいれば、大学3年生の冬から本格的に動いて内定を獲得する方もいます。焦る必要はありませんが、思い立った「今」が始めるベストなタイミングと言えます。

一般的な就活スケジュールを教えてください

経団連が定めていた従来のルールに基づく一般的なスケジュールは以下の通りです(R8年5月現在)。ただし、最近はスケジュールが前倒しになるケースも珍しくありません。志望する業界や企業の採用情報はしっかりと収集しておきましょう。

時期主な就活イベント・行動
大学3年生の6月〜サマーインターンシップの募集開始・参加
大学3年生の秋〜冬秋・冬インターンシップへの参加、自己分析、業界研究、早期選考
大学3年生の3月企業の採用広報解禁(会社説明会などのエントリー開始)
大学4年生の6月企業の選考解禁(面接などの本格的な選考開始)
大学4年生の10月内定式

具体的な行動に関する疑問

自己分析と業界研究はどちらを先にやるべきですか?

どちらから始めても問題ありませんが、両方を少しずつ並行して進めるのがおすすめです。自分を知る「自己分析」と、世の中の仕事を知る「業界研究」は、往復することでより深まります。気になる業界を調べてから「なぜ自分はこの業界に惹かれるのか」と自己分析に繋げる方法も有効です。

インターンシップには参加したほうがいいですか?

必ず参加しなければならないわけではありませんが、実際の会社や仕事の雰囲気を肌で感じられる貴重な機会です。また、企業によってはインターンシップに参加することで早期選考の案内がもらえたり、本選考で有利に働くケースもあります。1日で終わる短期のものから数ヶ月にわたる長期のものまで様々な形式があるため、まずは気軽に参加できる1day仕事体験などから探してみるのがよいでしょう。

資格は取っておいたほうが就職で有利になりますか?

応募する職種に直結する資格であればアピール材料になりますが、就活のためだけに無理をして資格を取る必要はありません。企業は資格の有無よりも、学生時代に何に打ち込み、そこから何を学んだかというプロセスや人柄を重視する傾向にあります。まずは色々なことにチャレンジし、それを振り返ることに時間を使いましょう。

まずは気軽な相談から始めてみましょう

就活を何から始めればいいか分からないとき、一人で悩む必要はありません。まずは、無料で利用できる相談窓口を活用してみましょう。

相談内容が決まっていなくても大丈夫

「何を相談すればいいのか分からない」という理由で、窓口に行くのをためらってしまう方は少なくありません。しかし、「就活の始め方が分からない」という悩みそのものが、立派な相談内容になります。キャリアアドバイザーは、対話を通じてあなたの状況を整理し、今後の方向性を一緒に考えてくれます。

就活の第一歩として利用できます

相談に行くための特別な準備は不要です。まずは「誰かと話すこと」を就活の最初の一歩として位置づけてみてください。話していくうちに、自分が大切にしたい働き方の条件や、少し興味のある業界が自然と見えてきます。

相談の予約を入れるという小さな行動を起こすだけで、停滞していた状況が前に進み始めます。まずは最も身近で安心できる窓口を選び、気軽に話を聞いてもらうことから始めてみましょう。

ジョブカフェSAGA「【無料】新規利用登録」して利用を始める

TOPへ

新規登録