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株式会社九州パール紙工

お客様の気持ちに最後まで答え続ける
オーダーメイドにしかできない営業を。

 

日頃から使われているお弁当箱、惣菜や肉などが入っているトレーのほとんどは大手企業が作っている。そんな中、中小企業や個人経営店のお弁当箱もオーダーメイドで作っている会社がある。そこには様々な営業の工夫が隠されていた。

 

こだわりのオーダーメイドを可能にする連携体制

 

 

 株式会社九州パール紙工は、お弁当箱や重箱などに使用される容器・包装資材のメーカーだ。

 持ち味はバリエーションの幅。1日に20種類前後のオーダーメイドの商品を作っており、1年では約1500種類にも及ぶ。容器はPSP(発泡スチロール)や紙を用いて製造され、小ロットから対応。この豊富な引き出しによって、他社が真似できないような商品を創ることができる。

 例えば、紙箱をPSPの箱に組み込むことで汁物に強い容器にするといったアイディアは営業側からお客様に提案したものだ。また、納品時の包装袋の有無や段重ねの方法など、事細かにお客様の要望に合わせている。

 こうしたオーダーメイドの商品開発を可能にするのは、営業スタッフの工夫、そして製造、販売、管理、配送と各チームがそれぞれの仕事に専念できる環境だ。

 

営業は楽しい!

 

 

 九州パール紙工では工程ごとに分かれて作業をすることで1つひとつの仕事に集中でき、自分の仕事に責任をもって作業が出来る環境を作っている。

 営業もまたその仕事の1つだ。ところが、製造や管理、配送は人手不足の世の中でも興味をもって入社してくる若者がいる一方、営業の仕事は若者には人気がない。一般的に、移動や体力的な負荷が大きかったり、見知らぬ人と関わり“上手な”言葉を並べたりするのが大変だというマイナスイメージがある。しかし、九州パール紙工の営業職の方々はいきいきとしていた。

 どうして営業が楽しそうなのか、営業に興味を持たせる工夫とは何か。

 営業本部長の皆良田 吉博さんは、既存の商品を販売したりお客様からの発注を受けることは勿論あるが、お客様と一緒に考え、ゼロイチで創ることも工夫のひとつだと語る。

 

営業こそ人とのつながりをつくる場

 

 

 皆良田さんは学校の先生から薦められ入社。現在は九州各地の営業所を飛び回る毎日だ。

 お客様のニーズを的確に工場に伝えることも営業の仕事だが、お客様の強いこだわりをいかに工場側に依頼するか、特に気を使うところだと話す。一方で、自分が提案したお弁当箱が店頭に並んでいたりお客様から「考えてくれたのが繁盛している」と聞いたりしたときは率直に嬉しい。

 営業を通して外回りをすると、様々な環境や人と出会うことができ、人としての豊かさが増す。また、待っているお客様のため、仮にうまくいかないことがあっても気持ちを切り替える大切さなどを徐々に身につけられる。一般的なイメージとは裏腹に、営業はとても楽しい仕事なのだ。

 

たかが容器、されど容器

 

 

 弁当箱の素材、パッケージひとつで、中身が一気にランクアップしたように見せることができる。

 「ここまでこだわる会社はうちぐらいのもんでしょ!」と皆良田さんは笑う。

 接待用のお弁当やおせち料理、劇場の幕間弁当や贈答用の佐賀牛のパッケージ等々。お客様の思いや背景に寄り添い、主役である弁当の具の魅力を引き出すこの仕事はまさに演出家。それを可能にするのは、他の追随を許さないほどの製品作りの細かなこだわりとラインナップの幅、そしてお客様の要望に熱意をもって対応する仕事人たちだ。

 

サガストEyes 「皆の気持ちはひとつ」

 

 

 1日に20種類もの容器を製造する工場ではスケジュール管理が肝心だ。木目調が特徴的なPSP素材の「ウッド」、熱によって素材を変形させる「融着」、紙素材を折って成形する「紙箱」という大別して3つの工程があるが、各担当者のリーダーが作り方の計画を立てて製造に指示を出している。その細かなスケジュールのもとで各部署は作業を進める。

 発注、仕入れの担当をしている 倉満ももさんは、倉庫の許容を考慮しながら発注するのが難しいが、取引先との交渉がすんなりといった時にやりがいを感じると話した。

 「入社後まだ日が浅いので任された仕事がきたらその仕事をしっかりとこなすことに集中している。将来的には自分から仕事を見つけて製造するのが目標」と語るのはウッド加工部の三根 正幸さん。同じくウッド加工部の真子典久さんは、かつては営業職も経験したマルチプレーヤー。「営業の気持ちも製造の方々の気持ちもわかり板挟みに大変な時もあるが、店頭に並ぶパンフレットや自分が作ったものがお惣菜コーナーのトレーに並んでるとすごく嬉しい」と笑顔だ。

 1人ひとりが考え行動し目標をもって業務に向かっている。どの役職でも、お客様のオーダーメイドに応えられる商品を協力して意見を出し合って製造しているのだ。

 

取材後記  営業職は「プロデューサー」

 

 

 今回、この「サガスト!」を通して営業本部長の皆良田様をはじめ様々な方々と接することができました。オーダーメイドにはたくさんの工夫や労力が施されていることを知り、お客様の要望に応えるだけでなく、製造する人たちのことも最大限に考え、自分からお弁当箱をお客様に満足のいく形で提案するなどまさしく営業はプロデュースだと思いました。

 良い会社を創りましょう」という社訓通り、コミュニケーションがよく取れておりそれぞれの立場の人が意見を出し合いお客様の要望にあったお弁当箱に近づけるように工夫して造るところも魅力的でした。

 お忙しい中今回の取材に応じてくださった九州パール紙工の皆良田様、見学時にご対応いただいた皆様、本当にありがとうございました。

(文責:西九州大学1年 福元百花)

 

会社概要

 

 

 

こだわりのオーダーメイドパッケージ。その仕事はまさにプロデューサー。

株式会社九州パール紙工は、紙・ウッド容器製造販売、包装資材販売、クレンリネス関連製品販売を行うパッケージメーカー。
弁当容器やおせちの重箱などの食品関連のパッケージ企画から製造、管理、配送までを行う。スーパー、仕出し屋、結婚式場など食に関わる様々な分野の関連商材を取り扱い、1日20種類、1年1500種類にも及ぶ商品を製造。多種多様化するニーズ・小ロット生産に対応している。

 

事業者名 株式会社九州パール紙工
設立 1966年10月1日
代表者 坂本 正光
電話番号 0952-66-1371
事業所・支店

唐津営業所、福岡営業所、大牟田営業所、北九州営業所

大分営業所、長崎営業所、熊本営業所

鹿児島営業所、久留米営業所、モダンバック鹿児島店

山口営業所

本社所在地 佐賀県小城市牛津町大字柿樋瀬468
ホームページ

http://www.kyusyu-pearl.co.jp/

 

 

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