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就活探検隊×サガスト

株式会社ハットリ工業

 環境に優しく、

豊かな未来に貢献する企業を目指す

 

世界は常に変わっている。一流の情報を掴み取り、流れに沿っていかなければならない。

社員が安心して働けるために

 

 

 

 

 株式会社ハットリ工業の代表取締役服部佳良社長は35歳で父親から会社を継いだ。会社を継ぐに当たって肝に銘じた事は、「どのようにして会社の経営を安定させるか。そしてそのための資金繰りをどうするか」。社長の役目は、会社と社員を守ること。父親から受け継いだ会社を自分の代でダメにしたくないという思いと、自分にそれが出来るだけの能力があるという自負もあった。父は大手建設会社の下請けで塗装を請け負う会社として起業した。当時は言われるままに仕事をしていれば不自由ない時代だったが、社会情勢の変化、公共工事の縮小により建設業の冬の時代がやってきた。そこを生き抜くため、元請け依存から抜け出す、仕事の種類を増やす、得意先を広げることなど進めた。
 それが現在の四つの柱、土木建築物の補修・補強事業、建築構造物の補修・補強事業、特殊技術・施工事業、環境対策工事事業となった。

 

 

アンテナを張るということ

 

 

 「一流の情報に触れることがとても大事」と語る服部社長。すでに市場に出回った情報は価値が下がっている。商品そのものの品質や工法では差別化が難しい業界であれば尚更だ。世の中の動きを敏感に感じ取り、他に先んじて取り組みを始めることで、先駆者にしか得られない利点がある。
 例えば塗料の販売。工法によって使用する塗料が指定されることも多く、こうした塗料は一定のエリアごとに販売店が決められる。そのような契約を結ぶことができるかは、どれだけ早い時期に最新の情報に接し、アクションを起こせていたかにも関係する。海外や東京で発された情報が佐賀に届くにはタイムラグがある。

 だからこそ、積極的に情報の発信源に赴いたり業界団体の役職に就いたりして、最新かつ一流の情報を掴むよう努めているのだ。その実績の一つがアスベスト除去技術である。

 

情報は待っていても来ない!

 

 

 かつてアスベストは、耐熱性、絶縁性、保温性に優れ、断熱材、絶縁材、ブレーキライニング材などに古くから用いられ、「奇跡の鉱物」と重宝された。しかし、アスベスト含有製品の生産やアスベストの吹きつけに携わっていた作業者の健康被害は近年の報道の通りだ。欧米諸国でアスベストによる健康被害が社会問題になっていることをいち早く掴んだ服部社長は、他社に先駆けてアスベスト除去工事に取り組み、独自で空中に飛散したアスベストの計測器改良開発し、特許を取得した。
 九州においてアスベスト除去工事の先駆者として取り組んだからこその実績だ。情報は来るのを待っていても来ない。上流まで取りにいかなくてはいけない。

 

人間にしかできないこと

 

 

  現在力を入れているのは、橋梁補修補強事業。
高度経済成長期に造られた橋などのインフラの耐久年数は約50年といわれる。まさに今、補強を必要とする時期に差し掛かっている。補強すべき箇所・工法は様々な現場を経験した技術者だからこそ判断できるものであって、新規に造設するより難しい、人の目あっての仕事だ。
仕事で重要なことは、1つ目にアンテナを高く保ち、一流の情報に触れること。2つ目に利率の高い仕事でなくても誠心誠意取り組むことで実績を作り信頼を得ていくこと。その積み重ねが次の仕事に活きてくる。
 様々なテクノロジーが支える現代社会。しかし、時流を掴み新しい提案をするのも、地道な実績を積み信頼関係を築くのも、人間にしかできない。

 

サガストEyes 未来を見据えた塗料「シンカー」

 

 

 温度依存性熱変換塗料(シンカー)もまた、他に先んじた取組として注目を集めたものの一つである。徒来の断熱塗料は、建物の内側が涼しくても外側では太陽の光を反射しヒートアイランド現象を起こしていた。シンカーの場合、太陽光の光エネルギーを塗料内部で運動エネルギーに変えることで、放射熱を抑制することに成功。周辺の環境を快適にできる。
 この画期的な塗料の課題点は価格だ。建物内部の環境の快適さは従来の塗料と大差がないために、地球環境や社会貢献に対する意識が高まらない限り、どうしても安価な商品が選ばれてしまう。目先の利益ではなく、社会全体の利益を優先できる人が増えること、そして、国がヒートアイランド現象を抑制するための法律や方策を打ち出せば、塗料の購入価格より、社会貢献を重視してシンカーを選ぶケース人が出てくるかもしれない。
大量生産・大量消費の時代を経て、「共生」がキーワードとなる昨今。シンカーは、「個人の利益>社会の利益」という価値観の変革の先を見据えた塗料といえる。

 

取材後記  これからの未来に

 

 

 今回、「サガスト!」で、株式会社ハットリ工業様への取材を通して貴重な体験が出来ました。建設系、工業系という自分の専攻とは関わりの浅い分野は最初は分からない事がたくさんありましたが、事前に頂いたパンフレットやDVDなどで予備知識を得ることが出来ました。
 特に印象に残ったのが、仕事で大事なこと「一流の情報にいち早く触れること」。これからの私たちにも当てはまりしっかり情報を得ないといけないと思いました。取材を受けるまでにも電話対応だったり、今まで自分が避けてきたことをするようになりたくさん不安がありました。そのことで、自分の甘さを知りました。その場での成長で止まらずそれを生かしていかなければならないと痛感します。それに気づかされたのは、「サガスト!」のチームを始め、ハットリ工業様のおかげです。本当にありがとうございました。将来に繋げていきたいと思います。

(文責:西九州大学1年 西嶋 朱莉)

 

会社概要

 

 

 人と地球の未来を見つめる

 昭和25年2月 服部俊一氏により、福岡市千代町にて服部塗工店開業。昭和63年7月 服部塗工株式会社を「株式会社ハットリ工業」に社名変更する。
平成4年12月 佐賀県神埼町にショールーム(神埼営業所)開設。耐震補強やコンクリート構造の補修などの土木建造物の補修・補強工事、建築物の補修・補強工事、機械式下地処理工事、そして温度依存性熱変換塗料やアスベスト処理工事などの環境対策工事を行う。
法令の遵守・環境保全・確かな品質をモットーに、個々の自己責任を明確にし、礼節を重んじ、「和」を尊び、日々感謝の溢れる環境と職場を作り、環境循環型企業を目指すことを会社理念としてあげている。

 
事業者名 株式会社ハットリ工業
代表者 服部 佳良
電話番号 0952-52-2222
本社所在地 佐賀県神埼市神埼町尾崎3810

ホームページ

http://www.hattori-k.net/

 

 

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